運転のトラウマを克服したい!

今回ご紹介する方は目黒区にお住いの50代の女性のお客様です。3年ほど前に他のドライビングスクールで10時間ほど講習を受け無事卒業、その後初めてお一人でドライブに行こうと出発したところ5分後に電柱にぶつかってしまいそのトラウマともう運転しない方がいいのではないかという旦那様からの提案で再びペーパードライバーになってしまったそうです。過去のトラウマから運転を離れてしまう方は沢山いらっしゃいますが、親戚の空港までの送迎や旦那様の仕事場への送迎ができるようになる為に再び運転に挑戦です。一緒に頑張りましょう!
狭路の通行
目黒区の住宅街は狭路と坂が多く人通りも車の交通も多いため難易度が高い道路になりますが、お客様のご自宅も住宅地の中にあります。前回も大通りに出る前に車をぶつけてしまったということで、まずは住宅地から抜ける練習を行っていきます。
車内からの見え方
普段歩いていると狭く感じない道でも、車の中から見るととても狭く感じます。これは車体が作る見えない部分である「死角」というものが原因になります。車がどれほどの死角を作ってしまっているのかをみてみます。

車の種類や運転者の体格によって死角の範囲は変わりますが、前に約4メートル、後ろには前の3倍の12メートルの死角があります。イラストだとわかりづらい部分もあるので、実際の写真で見てみましょう。

こちらの駐車場を見ると、目の前のタイヤ止めはすぐ目の前に見えませんか?もうすぐ見えなくなってしまいそうなので少し前の窓を覗き込むように撮影をしているのですが、外に降りて前を見てみると・・・

実際はまだまだ前に進める空間が残っていますね!これが死角というもので、狭路ではこの感覚がわからないと前の距離感が掴めず早めにハンドルを切ってしまい曲がれなくなってしまいます。自分から見えている景色だけでハンドルの切りはじめを決めてしまわないようにしましょう。
狭路でのすれ違い
一方通行ではない道路では、すれ違いをしなければならない場面があります。坂道の場合は下りの車が停車し上りの車に道を譲りますが、平坦な道路ではドライバー自身で判断しなければなりません。運転に慣れていない場合は「相手側に避けてほしい!」と思うかもしれませんが、相手側にスペースがなければこちらが避けるしかありません。すれ違いのポイントをご紹介します。
すれ違いチェックポイント
①早めにすれ違う場所を決める
対向車が近くに来る前に車を寄せるスペースがあるか、左右に電柱などの障害物がないかを確認しましょう。
②車を寄せる
車を寄せる際は平行に寄せることを意識しましょう。斜めになってしまうと対向車が通る道をふさいでしまう可能性があります。
③ハンドルはできる限りまっすぐ
すれ違う際にハンドル操作をしてしまうと車が傾き接触してしまう可能性があります。なるべくハンドル操作はしないように通行しましょう。
最後の講習は・・・

次回が7回コースの最終の講習になるお客様。狭路の通行もすれ違いもご自身の判断でできるようになりました。ここでお客様から驚きのご報告。
「次回の講習の前日に新車が納車予定なのでその車でお願いします!」
新車の運転は私でも緊張しますが、今まで練習してきたことを活かして頑張りましょう!
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