自信のない運転にさらば
本日のお客様は板橋区にお住まいの30代男性、
10年前に免許を取得され、年に一度は運転される機会があったそうですが、
運転する度に「これで運転できているのか?」と自問することがあったそうで、
自信のない運転に脱却すべくお申込みくださいました。
お客様の住む板橋は北区と隣接するあたりで、味の素ナショナルトレーニングセンターのある西が丘は見通しもよく比較的運転が始めやすい地域という事もあり、
この辺りから始めて行こうと思います。
いわゆる「ペーパードライバー」ではないとのことでしたので、まずはお客様の運転を拝見させていただきます。
弱点は多数
5分ほど走行していただくと、すでに気になる点が何か所か出て参りました。
・優先道路と非優先道路が交わる交差点内でもアクセルを踏みっぱなし
・一時停止からの確認不十分
・左折時の膨らみ
・左折時目視抜け
・スピードが速い
ざっと挙げただけでもこれだけ確認できました。
口頭だけでお伝えするとイメージが湧きづらいかと思いますので、運転を交代してお客様の運転方法を実演し、客観的にご自身の運転をご確認いただきます。
その後で修正いただきたい点を実際に確認しながら走行しお伝えいたします。
「ええっ、やっぱこんなに駄目な点があったんですね…」とビックリされるお客様。
決して駄目なわけではありません。
ただ、安全に運転するために絶対に改善したほうが良い点です。
まずは住宅街などでの優先道路の走行
これは優先道路なんだから良いじゃんと言えばそれまでの話ですが、
歩行者、自転車の方々にはあまり優先道路、非優先道路などの意識はあまりない方が多いのが現実です。
まして車でも一時停止を全くしない車や、平気で停止線を飛び出してくる車、とくに教習中でも多いのが一時停止の見落としです。
優先道路を走行中であっても見通しの悪い交差点では減速、またはアクセルから足を早めに離しブレーキをいつでも踏める状態にしておくこと。
一にも二にも危険予測です。
今まで事故がなかったのは運が良いからです。
あなたが子供の頃していた自転車の運転を思い返してみたら自分が今すべき事がわかるはずです。
一時停止からの確認が不十分
これも似たようなことではありますが、一時停止では必ず停止線手前でピタっと止まります。
しかし、止まったことに満足しているだけの方も多く、ましてや停止線をかなりはみだして止まる人もいます。
「停止線は人が出てこないギリギリのラインです。」
あのラインを超えるという事は人を轢いてしまうかもしれないという危険性があるということです。
一時停止は二段階停止を!
二段階停止とは?
- 交差点の「止まれ」の停止線で一時停止します。
- 交差する道路の左右が見える位置まで前進して再度クルマを停止させます。
- 左右の安全を確認して発進します。
左折時の膨らみ
これの理由はいくつかありますが、お客様の場合は「車両感覚がない」という事です。
左折時に左に寄せていこうと試みますが、ガードレールや縁石などが目に入り、ぶつかるのでは!?と無意識にハンドルを右に向けてしまっているのです。
道路わきの側溝にタイヤを沿わせていくイメージで行くとこれは解消できるはずですが、まずはドアミラーを見ながら左の感覚を掴んでいくことが大事です。
左折時目視抜け
これは久しぶりの運転の方にありがちですが、「自分の進行方向にしか目が向けられていない」「車を操作することで精いっぱい」になってしまっています。
交差点内近辺では「人がいないか確認」するのではなく「人を見つけにいく」気持ちで血まなこで探してください。
スピードが速い
これは単純に前しか見れておらず、視野が狭くなっていることが原因です
横に交差する道路、カーブミラー、横断歩道など気を付ける点はいくらでもありますが、目線が狭まり寄り目になっているような感じでしょうか。
安全な時にどんどんと歩みを進め、危険なところでは足元はブレーキに、
メリハリのある運転は同乗者にも安心感を与えます。
今回はこれらを徹底的に練習しました。
「こんなに足りていない部分があったとは…」と落ち込むお客様
時間をかけてゆっくり改善していきましょうね。
安全運転への未来は明るいです。
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