体験レポート 方向変換・縦列駐車 【KM自動車教習所】

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今回ご紹介するお客様は、仮免許証をお持ちの30代男性のお客様です

免許証の失効

今回のお客様は、普段は車に乗られないということで、免許証を使う機会が少なかったようなのですが、いわゆる「うっかり失効」をしてしまったということで、免許証の再取得のためにご応募いただきました。
「うっかり失効」の原因の一つとして、有効期限の見落としがあります。
2019年に元号が平成から令和に変わりましたが、免許証の有効期限に平成35年などの平成の元号が表記されていると次の更新年月がわからず、気づかぬうちに失効してしまった。という方も少なくないようです。
今回のお客様も同じ理由で失効されてしまったそうなのですが、失効してしまってから6か月以上1年以内ということで、仮免許からのスタートになりました。1年を超えてしまうとゼロからのスタートになってしまう為、ご自身の有効期限は確認しておきましょう。

検定項目

本免許の一発試験の項目は路上での試験とコース場内での試験に分けられます。
今回の講習では場内の試験である方向変換・縦列駐車を中心に行いました。

方向変換

方向変換

方向変換というのは、車の向きを変えるというテクニックになります。
図のように後退で右側にある枠内に車を入れ、元来た道の方向に戻るというものです。よく車庫入れと勘違いされやすいのですが、方向変換の場合は車の向きを変えることが目的になるので枠内の真ん中に入れているか、車はまっすぐに止められているかなどは気にしなくて大丈夫です。

方向変換のCheckポイント!!

  1. 後退する前は左右の後ろを確認する
    右左折する時と同じく、周りに危険がないかを確認しましょう。
  2. 後退しながら右後輪を縁石に寄せていく
    車は直角には曲がれないので、後退しながら徐々に縁石に寄せるようにしましょう。
  3. 外輪差に注意する
    後退時下がっていると後輪が通ったルートよりも外側が前輪を通ります。後退時に左前輪が縁石に乗り上げないように注意しながら下がりましょう。
  1. 車体をポールに接触させないように注意する
    左右はもちろん、車体の後部も接触しないように注意しましょう。前述した通り車庫入れとは違うので、後ろはぎりぎりまで下がらなくてよいです。

車が枠の中に入ったら、合図を出して出発をします。

出発の際、進行方向に扉1枚分ほどの間隔があれば余裕を持って出ることができます。もし間隔が狭くなってしまい出にくいと感じた場合は幅寄せという方法を行うのですが、今回は幅寄せの説明につきましては省略させていただきます。

縦列駐車

縦列駐車とは、図のように後退で枠内に車を入れるものになります。縦列駐車は難しいと思われているか方が多いのですが、ポイントを抑えることができればできますので、頑張っていきましょう。

縦列駐車 手順Ⅰ

まずは左図にあるようにポールの後端と自分の車がそろうまでまっすぐ下がります。もし車内から感覚がつかみにくい場合は、右図のように後部座席の小さい窓にポールを入れるようにするとわかりやすいです。

縦列駐車 手順Ⅱ

ハンドルを左に前回まで回し、左図の位置まで下がります。右図のように、サイドミラーを見て車体とポールが重なるくらいまで下がるようにしましょう。

縦列駐車 手順Ⅲ

タイヤをまっすぐに戻した後に、図のように角のポールとワイパーの先端が合うところまで下がります。

縦列駐車 手順Ⅳ

最後にハンドルを右前回に切り、後ろのポールに接触しないかを確認しながら下がります。
方向変換と違い駐車になるので、枠内に収まったらハンドブレーキをかけ、ギアをPに入れて試験官に「駐車完了しました」と伝えてから出発するようにしましょう。

終わりに

方向変換、縦列駐車は路上の試験を行った後にやる場合がほとんどです。せっかく路上がうまくできても場内の項目で失敗してしまうといちからやりなおしになってしまう為、練習と復習はしっかり行うようにしましょう。

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