「東京の路上試験は他の都道府県と比べて難しい」と言われることが多いですが、初めて東京で試験を受けられる方は「他と比べてどんなところが難しいのか」「どんな対策をしたら良いのか」という不安を持たれる方もいると思います。この記事では、実際の試験で使用されるコースを踏まえながら合格するためのポイントと注意点を解説していきます。
鮫洲路上試験の特徴
路上試験の内容は一般道路の走行と所内項目(方向変換、縦列駐車)です。受験者は複数人で同じ車両に乗り、順番に試験官に案内されるコースを運転することになります。路上試験のコースは複数あり、当日までどんなコースを走るかはわかりません。当日は試験官が指示を行う為コースを暗記する必要はありませんが、鮫洲周辺は交通量が多く時間帯によっても交通状況が変わります。路上駐車や歩行者、自転車などの対応も必要となりますので充分に予習を行ってから試験に臨むことをおすすめします。
路上試験合格に向けてのポイント
運転試験は運転に慣れていれば受かるというわけではありません。初めて運転免許証を取得される方も、再取得をされるかたも、法規に従った走行をしているかを求められます。特に再取得の方は自己流の運転姿勢や運転操作になってしまっていたり法規を外れた運転をしてしまっている可能性もあるのでポイントを押さえて試験に臨むようにしましょう。
①安全確認
右左折前や進路変更前の安全確認は路上試験において重要なポイントの一つです。安全確認は試験中に厳しく採点されるため徹底して行っていきましょう。安全確認は「ミラー」「合図」「目視」の順番で行いますが、この中でも目視は「死角部分の確認ができているか」を見られます。車の死角がどこにあるかを理解し、その確認を怠っていないことを試験官に伝わるように確認を行いましょう。
②合図のタイミング
右左折や進路変更時の合図のタイミングについても予習をしておきましょう。試験当日の緊張や急な対応を求められた際の焦りなどでタイミングがずれないように繰り返し練習をしていきましょう。
右左折前の合図のタイミング
右左折の合図は曲がろうとする地点又は交差点の手前の側端から30メートル手前の地点に達したときに出します。
要約すると「曲がる30メートル前に出す」ことになりますが、運転していて30メートルピッタリを図ることはできないので、繰り返し練習して感覚を掴んでいきましょう。
進路変更前の合図のタイミング
進路変更をするときは進路を変えようとする約3秒前に合図を出します。交通の流れを見ていると移動する直前、中には移動しながら合図を出している車を見たことがあるかもしれませんが間違いです。他の交通に自分の次の行動を知らせるためにも約3秒前を意識して合図を出すようにしましょう。
右左折前と進路変更のルールが混ざってしまう方も多いので繰り返し練習して身につけていきましょう。特に進路変更は右左折前だけでなく停車中のバスや路上駐車の車を避けるときにも合図が必要になります。対応が遅れたり焦ったりすると合図のタイミングがバラバラになってしまう可能性があるため様々なシチュエーションで合図を出す練習ができると良いです。
右左折時の寄せ
・自動車は左折しようとするときは、あらかじめ道路の左端に寄り、交差点の側端に沿って徐行しながら通行しなければなりません
・自動車は、右折しようとするときは、あらかじめできるだけ道路の中央に寄り、交差点の中心のすぐ内側を徐行しながら通行しなければなりません。
こちらは右左折前に必要になる交通ルールです。「寄る」という行為は怖いと感じる方もいますが試験合格に向けて必ず身につけなければならない項目のひとつです。試験官から「寄せが甘い」と言われない為に練習をしていきましょう。
特に左折前の寄せは重点的に
「左折前になぜ寄せなければならないのか?」理由はご存じでしょうか?「指導員に寄せろと言われたから」という認知だけでいると寄せ幅などがわかりづらいと思いますので、理由も理解したうえで練習していきましょう。
①後続車両やその他の交通に左折することを知らせるため
②左折時に自転車やバイクを巻き込まないようにするため
といった理由がありますが特に②を意識すると感覚が掴みやすいです。自分では寄せた気になっていても左側から自転車に抜かされてしまっては寄せた意味がなくなってしまいます。約50センチほど寄せることができれば自転車も入ってこれないので、約50センチを目標にして後ろから自転車が来ている時があれば入れないスペースを作れているか確認しましょう。
横断歩道の対応

横断歩道や自転車横断帯に近づいたときは、横断する人や自転車がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。また、歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません。
横断歩道や自転車横断帯やその手前で止まっている車があるときは、そのそばを通って前方に出る前に一時停止をしなければなりません。
横断歩道や自転車横断帯とその手前から30メートル以内の場所では、ほかの車を追い越したり、追い抜いたりしてはいけません。
横断歩道のない交差点やその近くを歩行者が横断しているときは、その通行を妨げてはいけません。
こちらは車で横断歩道を通行する際の主なルールになります。信号のない横断歩道は歩行者を発見するのが遅れて補助ブレーキを踏まれ試験に不合格になるというパターンが多くみられます。「絶対に歩行者がいない」という確信が持てるところ以外ではすぐ止まれる速度に減速して安全確認を怠らないようにしましょう。また、早めに横断歩道に気づけるように標識や標示を見るようにしましょう。

この表示は前方に横断歩道や自転車横断帯があることを示してているので速度を落とすなどして歩行者や自転車の横断に備えましょう。
鮫洲運転試験場ならではの注意点とその対策
走行位置の選択

試験コースの中には上記のように走行車線が複数あり、どの車線を通行するべきか迷うことがあります。次の行動を考えて適切な通行位置を選択しましょう。
合図を出す場所

鮫洲周辺は複雑な道で判断に迷うこともあります。上記の画像はその一つで、一見そのまま直進できそうですが一時停止の標識があるため停止線の手前で一時停止→合流するために合図が必要になります。優先者も右後方から来て見えづらいため安全確認もしっかり行いましょう。
横断歩道の対応

実際の試験コースには画像のような場所もあります。一見見通しが良いように感じるかもしれませんが、左側には白い建物があり、右には植栽があって見通しが少し悪く「歩行者がいないことが明らか」とは言えません。必ず停止できるように速度を落とし安全確認を行ってから通行するようにしましょう。
方向変換、縦列駐車の練習

方向変換、縦列駐車は所内で行うことになります。練習を希望される方は試験場のコース開放日に実際のコースで練習することをおすすめします。しかしコースのご予約はご本人に取っていただく必要があるほか、予約の電話が集中してなかなかつながらないこともある為注意してください。
画像のような場所で練習することもできなくはないですが、路上では他の交通も多く練習することが難しいです。もし練習を行う際も指導員の指示を聞き十分注意しながら行うようにしましょう。
※埼玉県浦和区に教習所のコースの貸し出しを行っている場所があります。コースの最寄り駅まで来ていただくことが可能であれば実際の試験に似せた練習もできますので、もしご希望であれば当スクールにご相談ください
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回の記事ではご紹介しきれなかった複雑な道も多い鮫洲運転免許試験場付近の道路。時間帯によってバス、歩行者や自転車、路上駐車などの交通量も変わる為その場に応じた判断能力が必要になります。実際に走行してみて気づくことも多いので路上試験の練習を希望される方はぜひファーストドライビングスクールへご相談ください!
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