体験レポート ペーパードライバー出張講習 【文京区】

今回ご紹介するお客様は文京区にお住いの女性のお客様です。エキスパートコース(7回)で講習を行っていましたが3回目の講習後次のご予約のご連絡がなく心配をしておりました。理由をお聞きしたところ急遽栃木県への転勤が決まりなかなか東京に戻る機会もなく期間があいてしまったようでした。栃木県では出退勤や休日のお買い物などでほぼ毎日運転は続けられているようですが、冬には凍結や積雪などの不安から様々なご質問をいただきましたのでご紹介させていただきます。

目次

冬の運転

冬の運転は「滑ってしまう」「動かなくなってしまう」「止まらなくなってしまう」などの危険が起こる可能性があります。また、路面の凍結などは運転中目視では気づきにくい可能性もあるため運転方法を事前に確認しておきましょう。

1,スタッドレスタイヤ

スタッドレスタイヤは雪道・凍結用のタイヤになります。お客様は事前に転勤先の方から「スタッドレスタイヤにしておいたほうが良いよ」といわれ装着をしていましたが、ノーマルタイヤで雪道を走行してしまうとスリップなどの可能性が高くなります。積雪や凍結の可能性のある場所に行く場合は準備しておきましょう。

スタッドレスタイヤのしくみ

ゴムがやわらかい
気温が低くても硬くなりにくく、路面に密着しやすい

細かい溝が多い
雪を踏み固めたり、水分を逃がして滑りにくくする

氷をひっかく構造
氷の上でもブレーキやハンドルがききやすい

履き替えの時期
早めの交換を心がけましょう。目安は「雪が降る前」です。お店で交換をお願いする場合、初雪後は特に混雑することが予想されます。朝晩の凍結対策としても有効なため地域にはよりますが11月下旬から12月上旬の交換を検討しておきましょう。また、タイヤは消耗品になりますので使用頻度と劣化具合も確認しておきましょう。

2,フロントガラスが凍っていたらどうする?

お客様はこれが今一番困っていることのようでした。太陽が昇る前に発進する場合はフロントガラスが凍ってしまっていることがあり、そうすると前が見えず車を動かすこともできません。現在は凍結状態も薄くエンジンをかけて少し待つと大丈夫なようですが、これからもっと寒くなり凍結も大きくなってくると対策なしでは困るということでご質問頂きました。解決策としては以下の通りです。

フロントガラスの凍結対策

やっていいこと
・デフロスター(曇り取り)をオンにする

・エアコン+温風で徐々に溶かす

・市販の解氷スプレーを使う

やってはいけないこと
・お湯をかける
温度差でガラスが割れてしまう可能性があります

・ワイパーで無理に動かす
ゴムが切れる原因になります。

氷を解かすにはどうしても少々時間がかかってしまいます。上記にも書いてある通りお湯で無理に溶かしてしまったり、時間がないからと完全に解ける前に発進してしまうと危険です。時間に余裕をもって自然に溶かす意識が大切です。

3,ワイパーを立てる

「ワイパーを立てて駐車している車を見るのですが真似をした方が良いのでしょうか?どんな意味があるのでしょうか?」というご質問をいただきました。なんのためにワイパーを立てているのか、どのような場面で立てた方が良いのかをご紹介します。

冬場にワイパーを立てる理由

・ワイパーがガラスに凍り付くのをふせぐため
凍り付いてしまうとワイパーが動かなくなってしまいます。

・ゴムの劣化、破損を防ぐため
モーターやゴムが壊れるといったトラブルにつながることがあります。

・ワイパーの損傷を防ぐため
雪の重みでワイパーブレードが折れてしまう可能性があります。

ワイパーを立てる行為は難しいことではありません。力もいらない為一度手でワイパーを動かして試してみましょう。また、雪予報の日や雪が積もっている時には有効ですが強風や暴風時には風でワイパーが折れたり変形してしまう可能性もあるため注意しましょう。

4,路面凍結時の運転の注意

「ブラックアイスバーン」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?濡れているように見えて実は凍っているという状態のことをいいます。運転中の目視では路面凍結がわかりにくい可能性があります。

「急」のつく運転はしないようにしましょう
・急発進、急加速

・急ブレーキ

・急ハンドル

運転のコツ
・車間距離はいつもの2倍以上をめやすに
自分だけでなく前後の車の運転にも気を付けて走行しましょう。

止まるときは早めに優しいブレーキ
目標よりも早く止まる気持ちで徐々にスピードを落としましょう。

橋の上、日陰、交差点は滑らないように特に注意
滑ってしまう可能性があるポイントを早めに探しましょう。

5,積雪がある道での運転

雪が積もった道では操作がききにくい状態になります。普段雪道を運転し慣れていない方はポイントを押さえておきましょう。

1,発進
・急アクセルにならないようにじわっと踏み始めましょう。
・タイヤが滑るような感じがしたら一度アクセルを離して調節しましょう。

2,走行中
・場合によっては法定速度以下の速度にしてなるべくスピードは出さないようにしましょう。
・わだち(ほかの車のタイヤ跡)を走行して滑りにくくしましょう。

3,曲がる・止まる
・カーブの手前でしっかり減速をし終わりましょう。
・曲がりながらのブレーキはスリップの原因になるため避けましょう。

終わりに

冬の運転は慣れていない人ほど怖く感じます。これからウィンタースポーツなども始まり普段雪道を運転しない方たちも増えてくると思いますが「正しい装備」や「早め、ゆっくりの操作」や「危険を想定した運転」を心がけて交通事故のリスクを避けていきましょう。また、「ブラックアイスバーン」や「ホワイトアウト」など運転に支障をきたす場合があるときは無理して運転をしないようにしましょう。

お問い合わせ お申し込み方法

下記↓電話番号LINEバナーをタップ、クリックお願い致します

会社LOGO

ファーストペーパードライバースクールの
お問い合わせ先はこちら↓
東京・横浜・埼玉・千葉:050-1720-9603
〒105-0013 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F

〒570-0032 大阪府守口市菊水通2丁目4-16守口一号館 3F

問合せ line
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次