
本日ご紹介するお客様は埼玉県川口市にお住いの50代の女性のお客様です。お客様は学生時代免許証の取得を断念された経験があるそうで、何度試験を受けても運転試験に合格できず、教官も怖い方たちが多く「もう免許証は取らない!」と思っていたそうです。しかしご家族の病院の送迎や趣味であるキャンプや釣りに行くために車があったらいいのにな・・・という思いがあり再び教習所へ、30年越しに免許証を取得されました。過去に教習所にトラウマを持たれながらもそれを克服し無事免許証を取得。とても素晴らしいです!しかし
「細い道を通行するのが怖い」
「ナビを見ながら運転できない」
「教習所の高速道路教習でスピードが全然出せなかった」
「知らない道を走れるかが不安」
などまだまだ運転に不安があるということで今回ご相談いただきました。運転の不安をなくせるように一緒に頑張りましょう!
新車を購入・・・!?

講習開始まえにこれからの講習内容の進め方をご相談していると
「先生、実は先日車を購入してしまって現在納車待ちなんです。」とお客様。
「えぇーー!そうなんですか!?」免許証を取得してまもないお客様からの予想外のお言葉に驚いてしまいました(笑)
お客様自身も当初の予定ではぺーパードライバー講習を受講→レンタカーで練習→いずれ車を買えたらいいなというプランで考えていたそうなのですが、「見に行くだけ」と車屋さんに立ち寄ったところつい購入を決意してしまったそうです。さらにさらに、購入するなら軽自動車だねとご家族と相談していたようなのですが実際に車を見て「SUVの車かっこいいな!」と思ってしまい「大きい車はやめておいた方がいいんじゃない?」というご家族の反対を押し切り購入してしまったそうです(笑)
「やっぱり大きい車はやめておいたほうが良かったですかね・・・」と不安もあるようでしたが、自分が乗りたいと思った車に乗るのが一番です!納車までは教習車で講習を行い、納車後はピカピカのマイカーで行いましょう!!!!
狭路の通行

教習所で一番苦手だった項目がs時クランクだったということで、まずは細い道の右左折から行うことにしました。何度かご自身の感覚で曲がっていただき、課題を見つけていきます。お客様の場合、前の壁にぶつからないかを気にしてしまいハンドルを早く切りすぎてしまうことがありました。細い道の曲がり方のポイントを押さえながら修正していきます。
細い道の曲がり方のポイント
1,最初の車体の位置に注意
曲がる前に車体を反対に寄せて後輪が通れる「余白」を作る
・左に曲がる場合→あらかじめ右に寄せる
・右に曲がる場合→あらかじめ左に寄せる
2,ハンドルはゆっくり大きく
いきなり前回に回すと曲がれなかった場合の修正が難しくなるので、車の動きを見ながら調節できるようにゆっくり大きくまわすようにしましょう。
3,目線を行き先に向ける
「ぶつからないか気になる」という気持ちはわかりますが壁を見ながら進んでしまうとハンドルを切りすぎてしまいます。車が行き先に向かっているかを把握するためにも先を見てハンドルを調節しましょう。
4,後輪が通るところを意識しながら曲がる
車は内輪差といって後輪が内側を通って曲がるという習性があります。行き先と後輪の位置両方を意識しながら通行すると曲がり方がわかってくるでしょう。
スピードを出すのが怖い

スピードを出すことも教習所で課題だったそうです。高速道路の教習で周りの教習生が80キロ~100キロを出していたところ、60キロが限界で教官に「危ないからもっと出して!」といわれ続けたまま教習が終わってしまったそうです。確かに高速道路では周囲の車の流れにできるだけ合わせて走行したいところですが、怖いという感覚は慎重に運転できるサインでもあるので少しづつ慣れていきましょう。
スピードを出せるようにするポイント
1,まずは広くて制限速度が40キロの場所から始めてみる
道が狭いと速度の恐怖感が増してしまうので、なるべく広い道路で直進が多い道を探して速度を一定に保つ練習を行ってみましょう。
2,視線を遠くに置く
速度に恐怖感があると視線が近くなりがちですが、近くを見ているとよりスピードが速く感じてしまいます。例えば自分の足元を見ながら走ってみてください。周りが見えず怖いはずです。車の運転は徒歩や自転車よりもさらに速度が速い分より遠くを見ながら走行できるようにしましょう。
3,段階的に速度に慣れる
無理をせず40キロ→50キロ→60キロと段階快適に速度に慣れていきましょう。
高速道路の走行
ある程度速度に慣れたら高速道路に挑戦してみましょう。「高速道路」と聞くだけで怖さはあるかもしれませんが、一般道路で60キロを出せるようになっていれば自転車や障害物がないため気にするところも少なく自然と速度が出せるようになっているはずです。今回のお客様も段階を踏みながら教習を行ったところ見事100キロを出せるようになりました!!「信じられない!!あんなに怖かった速度が出せるようになってる!」とご自身でも驚かれていました(笑)
ナビを見ながらの運転
カーナビゲーションシステム、とっても便利なものですが教習所では練習できないものですし、ただでさえ見るところの多い運転にさらにやることが増えてしまって最初は難しいです。「ナビをみて目的地に向かう」というのは運転の最終目標といってもいいでしょう。ポイントを押さえて安心して運転できるようにしていきましょう。
ナビを見ながら運転する際のポイント
1,「見る」時間はなるべく少なくする
ナビを見る時間を極力少なくしましょう。ちらっと見て前方に視線を戻すという練習を行いましょう。
2,音声を聞く
音声を聞いてどの交差点を曲がるかを余裕持って認識するようにしましょう。「5キロ以上道なりです」「300メートル先を左方向です」など最初は距離感がわからないと思いますが、走行を続けていくうちに「だいたいこれくらいかな」とわかってきます。距離感がわかってくるとはやめに曲がる方向に進路変更をすることもできるようになってきます。
3,曲がるポイントを前もって把握
交差点名や周囲の建物(コンビニ、銀行など)を確認しておけると「この交差点を曲がるんだ」とわかるようになってきます。
4,間違っても良いという意識で運転する
たとえ曲がる場所を間違えてしまっても焦らずナビが修正してくれるのを待つか、一度安全な場所に停車して確認するようにしましょう。
まとめ
無事車も納車されまだ講習は残っていますがご自身でも少しづつ練習を開始されているお客様。講習中は気づかなかったご自身の課題も見えてきたようで、引き続き練習を行っています。徐々に行動範囲も広くなってきて「実家の京都に行ってみたいな」とご家族に相談したところ「それはまだ早い。もっと慣れてからにして」といわれてしまったそうです。(笑)長距離の運転は疲れも大きいので徐々に行動範囲を広げられるように頑張っていきましょう。
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