体験レポート ペーパードライバー出張講習【北区】

目次

30年ぶりの運転!

今回ご紹介するお客様は北区にお住いの方です。お兄様の病院のお見舞いに毎週行かれているようなのですが公共交通機関だとアクセスが悪くいつも到着までに時間がかかってしまっていたそうです。車で行けたら半分ほどの時間で到着できるということで約30年ぶりの運転にチャレンジです。お年はなんと70代!免許証を拝見するまで70代の方と気づかないほどとてもパワフルで元気な方です。東京に来てからは運転から離れてしまったものの、以前住まれていた千葉県では週に1,2回は運転されていたそうで、運転の感覚はどの程度残っているかを確認してから出発することにしました。

運転準備

今回のお客様は運転席に座られた途端にご自身で座席、ミラー、シートベルトの調節を始められました。私から見ても調節方法や座席の位置などしっかりとできていたので、以前運転されていた時の感覚が染みついていらっしゃるなという印象で、合図やライトの使用方法も覚えていらっしゃったのでまだ運転席に座って数分でしたが車を動かしてみることにしました。

アクセルとブレーキの調節

久しぶりの運転で心配になるもののひとつに、アクセルとブレーキの感覚があげられます。実際に車を動かしてみないと確認できないものになりますし、車によってペダルの利き具合なども変わるので不安になりますよね。今回のお客様は以前乗られていた車がMT車ということでよりペダルの感覚に不安があるかと思いましたが、急発進、急ブレーキにならずとても上手に踏まれていました。基本操作はばっちりです!

カーナビゲーションシステム

今ではカーナビゲーションシステムは基本的なものですが、お客様が車に乗られていた時はまだ普及率も低く使用したことがなかったそうです。とても便利なものですが目的地のセットの方法がわからないと使用できないので、順を追って説明させていただきました。基本的にはメニュー画面から「目的地」という標示を見つけてそこから名称や住所を入れてセットするのですが、注意点としてはセットする際に高速道路を使用する設定になっていないかを確認します。高速道路は使用しないつもりだったのにナビ通りに進んだら入ってしまった・・・なんてことはよく聞く話になるので気をつけましょう。また、ナビの種類によって表示の場所や操作のしかたも変わるので出発前に確認できるといいでしょう。

目的地へ出発

目的地のセットも終わり出発です。ナビの案内を見てお客様が「いつも歩いている道の方が近道だからここを曲がります。」と合図を出しましたがすかさず補助ブレーキを踏ませていただきました。行き先には車両進入禁止の標識があります。普段歩いていると標識を見る習慣がないので、つい車でも通行できると思ってしまいがちですが、車を運転する際は行き先の標識にも目を向け、車両進入禁止や歩行者専用道路などを見落とさないようにしましょう。

右左折後の信号の判断

みなさんは信号機の判断で迷ったことはありませんか?信号機の判断ではよく2つのことについてご相談をいただきます。


一つ目は黄色になってしまった時の判断です。止まるべきか進むべきかで迷ってしまい、交差点の中で取り残されてしまったり急ブレーキになってしまうと危険です。そのような状況に陥ってしまう方は黄色信号になってから判断を考えている方が多いように思えます。信号が変わる前に次の信号はいつから青なのか、歩行者用信号は赤になってないかなどを確認して走行すると落ち着いた判断ができるようになります。


二つ目は曲がった後の信号の判断です。

例えばこのような大きな交差点を右折した場合、右折先の信号が赤で止まってしまう方がいます。しかし右折先の信号は交差する車に対する信号となるため気にせず通行するようにしましょう。しかし例外もあり、右折先の信号が赤で、その手前に停止線がある場合は違う交差点に対しての信号になります。判断が難しい場合は信号機の手前に停止線があるかどうかを確認しましょう。

ちなみに今回の交差点は右折後の信号機手前に停止線がないのでそのまま通行してしまって大丈夫です。

終わりに

今回の講習で運転の感覚が戻られたようで、自信をもってお兄様のお見舞いに行けそうですと言っていただきました。また、今回の講習を通して運転が楽しくなりこれからも運転を続けていくためにと追加の予約をいただきました。車庫入れや高速道路などこれからも頑張りましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次