目次
高速道路――。
いつも当たり前に使っている人も、ペーパードライバーさんや「まだちょっと不安…」という方にも、
「知っておくと、もっと安全で楽しくなる」情報や小ネタをたっぷりお届けします。
1. これだけは知っておきたい!高速道路の基本用語
IC(インターチェンジ)
- 一般道と高速道路の“出入口”
- ETCレーンや料金所がある
- 都心部ではICが連続していたり、入り口と出口が別の場所だったりするので、案内標識を見逃さないで!
JCT(ジャンクション)
- 高速道路と高速道路の“乗換ポイント”
- 大きな分岐や合流地点。標識が多いので、早めの進路変更が重要!
ランプ
- 高速道路の本線とIC/JCTをつなぐ“坂道・カーブ”
- 走行中は制限速度やカーブの角度に注意!
NEXCOってなに?
- NEXCO東日本・中日本・西日本は、民営化された高速道路の管理会社の名前。
- 看板やサービスエリアでロゴを見たことがあるかも。

2. 高速道路の案内標識の豆知識
- 「一般道への案内は青、高速道路への案内は緑」
一般道=青、高速道路=緑
分岐や出口案内は「3km前、1km前、500m前」と三段階表示。
「出口予告」「方面案内」「PA/SA情報」なども豊富。 - 標識の「IC/JCT」番号
起点からの距離に合わせて番号が付いている場合も。
迷ったら“番号”もヒントになる。

ETC割引が超おトク
- 時間・曜日で変わる多様な割引: 休日割引、深夜割引、平日朝夕割引など、時間帯や曜日によって異なるお得な割引が適用されます。
- 乗り降り工夫で料金節約: 距離やルートによっては、乗り降りのインターチェンジを工夫することで料金が変わることもあります。
「均一料金」と「対距離料金」の違い
- 「均一料金」:首都高速や阪神高速のように、走行距離に関わらず料金が一律に設定されている区間です。
- 「対距離料金」:NEXCO管轄の高速道路の多くは、走行した距離に応じて料金が決まる「対距離制」が採用されています。
- 首都高の「上限料金制」も要チェック!: 首都高では、どれだけ長く走っても上限料金が設定されているため、複数の入り口・出口を利用する周遊などでも、一定以上の料金がかからない場合が多いです。
サービスエリア・パーキングエリアの「ETC専用出口」
- 一部のPA/SAには、一般道へ直接降りられるETC専用の出入口も設置されています(利用の際は案内板をよくご確認ください)。
【重要】ETC車載器の利用が必須に!
- 現金で乗れない高速道路が増加中: 最近では、首都圏や京阪神圏を中心に、現金で利用できないインターチェンジが増えています。ETC車載器を搭載していないと、高速道路に入れない場合や、入口で一時停車して通行券を受け取る手間が発生することがあります。
- スムーズな通行のためにもETCは必須アイテム: ETCを利用することで、料金所での一時停止が不要になり、スムーズに通行できるだけでなく、上記のようなお得な割引も適用されます。

4. 運転のコツ&危険回避のポイント
- 車間距離は必ずキープ!
特に雨・雪の日は2倍の車間を意識。
「前方のガードレールの柱と自分の車が3秒以上離れていればOK」など覚えやすい指標を使おう。 - 走行車線と追越車線の使い分け
基本は“左側通行”!右側は追い越し時だけ、終わったら必ず戻るのがルール。 - 合流のコツ(ファスナー合流)
加速車線で十分にスピードを上げて、本線の車と“交互に”合流。
本線の車もできる限り譲る気持ちを持つとスムーズ。 - 「サグ部」って何?
上り坂から下り坂に変わる“谷”のような場所。速度が落ちやすく渋滞しやすいので注意。
青いPMLライト(ペースメーカーライト)はここで大活躍!

5. サービスエリア&パーキングエリアの便利ポイント
- SA/PAには隠れたご当地グルメや限定商品がたくさん!
例:海老名SAのメロンパン、足柄SAの足湯、談合坂SAの山梨グルメなど - 「ハイウェイオアシス」って知ってる?
通常のSA/PAに遊園地や公園などが併設された超大型施設。 - 仮眠スペースやコインシャワー、授乳室も!
長距離移動や子連れでも安心。最近はペット用トイレも増加中。 - 高速道路限定「ハイウェイスタンプ」
各SA/PAで集められる記念スタンプもドライブの楽しみのひとつ。

6. 緊急時や困ったときの豆知識
- 非常電話・SOSボタンの使い方
本線・トンネル内にオレンジ色の非常電話。インターホン式で直接道路管制室につながる。
パーキングエリアには警備員や24時間の管理スタッフも常駐。 - “路肩”はあくまで緊急時のみ!
パンクや故障の際は、発炎筒や三角表示板を使って安全確保。
夜間・トンネル内では車外に出ないのが鉄則。 - 緊急車両(救急車・パトカー)を見かけたら?
サイレンが聞こえたら速やかに走行車線側へ避ける。

7. もっと楽しめる!高速道路の“隠れ名所”や変わり種
- 名物サービスエリア
例:刈谷ハイウェイオアシス(観覧車&温泉)、駿河湾沼津SA(絶景テラス)、宝塚北SA(ヨーロッパの街並み) - 珍しい構造のJCT
例:高尾山IC~八王子JCT間の“ループ構造”、大都市圏の二重ループやスパイラル - 高速道路の“見える名所”
例:東京湾アクアラインからの海ほたるパノラマビュー、山陽道・明石海峡大橋

8. これ知ってた?高速道路クイズ
- 「高速道路の最高速度は?」→ 一般的に100km/h(区間によって80~120km/h)
- 「標識のデザインは全国共通?」→ 実は地方ごとにフォントや形が微妙に違う
- 「PAとSA、どちらが多い?」→ 実はPAの方が圧倒的に多い(休憩ポイントをこまめに確保!)

最後に
高速道路には、知っているとちょっと得する豆知識や、小ネタがたくさん。
不安な人も、経験豊富なドライバーも、**事前の情報収集&“ゆずりあいの心”**を忘れずに、
楽しく安全なドライブを楽しんでください!でくださいね!

コメント