体験レポート ペーパードライバー出張講習【板橋区】

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お子様の習い事の送迎へ

今回ご紹介する方は板橋区にお住いの30代の女性のお客様です。いつも電車で送迎をしていたそうなのですが、これからはより遠い県外にも行くことがあるようで交通アクセスの悪さもあり受講を希望されました。普段送迎されている場所も車で行けた方が時間の短縮になり、待ち時間に犬の散歩もできて一石二鳥ということで、今回はお子様が習い事をしている施設までの往復と駐車の練習を行っていきます。頑張りましょう!

マイカー教習

今回のお客様はマイカーをお持ちで、普段は旦那様が乗っているくるまで練習を希望されました。マイカーはランドクルーザープラド通称「ランクルプラド」という車でとても存在感のある大きい車になります。ぺーパードライバーの方が運転するには難易度の高い車といえるでしょう・・・しかも目的地は狭い道を通行しなければいけないということで、車両感覚を身に着けてから向かうことにしました。

車両感覚

車両感覚を身に着けるためにはタイヤの位置と車内からの見え方を把握することが大切になります。ご自身の運転席からの見え方をとらえましょう。

車両感覚の身に着け方チェックポイント!!


①前後の感覚について
 運転席からの見え方として、前方は約4メートル、後方は約12メートルの死角という見えない部分が存在します。(車種や運転者の体格などによって見え方は変わる可能性があります)前方の約4メートルという距離は普通車1台分と同じくらいの長さになるので、停止線で停止する際は前方の見え方だけを気にするのではなく、運転席側の窓から見てどのように見えているかの確認もするとよいでしょう。


 例えば運転席からこのように見えていると、停止線ぎりぎりなのではないかと思ってしまいますが、実際は前に車が入れるほど間隔があいてしまっています。そんな時は運転席側の窓からの景色で調節しましょう。

これが停止線ぎりぎりで止まった時の見え方になります。前の窓を見ると停止線を大きく越えてしまっているように感じますが、運転席側の窓からサイドミラーと停止線が重なる程度で停止できると停止線付近で止まることができます。停止線から離れて止まっているからといって交通違反になることはないですが、渋滞を起こしてしまう可能性などもあるので参考にしてみてください。

②左右の感覚について
 左右の感覚をとらえるためには乗る車のタイヤの位置を把握しましょう。まず右のタイヤの位置についてですが、普通車ではアクセルペダルのすぐ前についています。アクセルペダルを踏んでいる右足が中央線を踏みながら走行してしまうとタイヤも中央線を踏んでしまっていることになるので気を付けましょう。

続いて左タイヤの位置ですが、運転席から見て真ん中あたりにあると思ってください。もし感覚がわかりづらければ、下のイラストのように車体の真ん中を線に合わせると左タイヤの位置がつかめてきます。

狭路の通行

車両感覚がつかめてきたところで狭い道の通行に挑戦していきます。教習所でS字クランクという項目を覚えているでしょうか?狭いS字カーブと直角の曲がり角を通行する項目で、苦手だった思い出がある方もいらっしゃると思います。実際にそのような道は存在していて、目的地に到着するために通行せざるを得ない場合も出てくるでしょう。通行のポイントをおさらいして狭路に出くわしてしまった時に備えておきましょう。

この写真は今回講習で実際に通行した道路の一例になります。写真で見ると広く感じるかもしれませんが、今回は車が大きいこともあって横幅はぎりぎり、教習所のS字カーブよりも狭いです。目の前で見えている水色のポールには傷がついており他の車が衝突した形跡が残っていました。

狭路通行のポイント
①アクセルペダルは使わない
 狭い道では常にブレーキペダルに足を構えておきましょう。オートマチック車のクリープ現象はタイヤが動くと速度が上がってしまう場合があるので、ブレーキで速度を調節して通行します。

②内輪差に注意
 内輪差とは曲がる際に車の前輪よりも後輪が内側を通ることをいいます。この内輪差が原因で曲がり角での接触は後輪付近の割合が多いので前だけでなく後輪が通行する位置をイメージして通行しましょう。

終わりに

今回は高速道路の講習は行わなかったのですが、これからは県外に行く際に必要になるのでまた後日追加予約をいただきました。高速道路の通行は一般道路とは違ったポイントが必要になるので、次回も頑張りましょう!

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