ペーパードライバーが必要な運転テクニック5選③‐ 運転上達のためのコツ満載!

運転 女性練習

ペーパードライバーにとって、久しぶりの道路上での運転はドキドキする経験であり、様々な挑戦が待ち受けていますね。そこでこのシリーズでは、「ペーパードライバーの運転テクニック」に焦点を当て、運転上達のためのコツを5回にわたってご紹介いたします。
第3回目は、「駐車テクニックと苦手克服のコツ」についてです。

「ペーパードライバー 駐車が苦手」という検索キーワードでお悩みの方々へ、安心して駐車ができるようになるための運転テクニックやコツに焦点を当てたアドバイスをご紹介します。ペーパードライバーが抱える駐車の苦手意識を克服し、スムーズかつ安全な駐車ができるようになるためのポイントを紹介します。

ペーパードライバーの皆さんが運転する東京23区は、ただでさえ人口や車が多い場所です。さらに、人や車が集まる密集地の駐車場は、実は十分に練習や実践を積んだベテランドライバーでも厄介です。駐車・車庫入れの運転テクニックをマスターすることで、ペーパードライバーでも好きな場所へ車を運転して出掛けていき、安全で快適なドライビングが可能になります。さっそく、始めてみましょう!

目次

なぜペーパードライバーの皆さんは、駐車(車庫入れ)が苦手?

駐車・車庫入れが苦手(>_<)

まず、ペーパードライバーの皆さんが「駐車が苦手」と思っている理由を、いま一度客観的に探してみましょう。具体的な理由が分かれば、それを克服するために何に気を付けて練習すればよいのかが見えてくるはずです。
「自分は運転に向いている?」との問いにも関係するのですが、「空間認識」に敏感なことが駐車時にはより必要となります。そのため、ただ前に走行しているときよりも「運転の困難」を感じる人が多いのです。

例えば、「ゼロ戦のエース」などと言われる航空機操縦に優れたパイロットなどは、「空間認識の天才」と言えます。最近では、自動車レース最高峰のF1パイロットを目指し、F2レベルの日本のスーパーフォーミュラレースに参戦する、18歳の「ジュジュ」ことレーサー野田樹潤さんなども、動的空間認識に優れた天才と言えます。
でも、そのジュジュさんでも練習することが必要であり、それは凡人である我々でも練習を積めば、そこそこの運転はできることを示しています。

①経験不足

ペーパードライバーは、運転経験がまだ浅いことが多いですね。
駐車・車庫入れには、ハンドルとブレーキの繊細な操作と正確な位置調整が必要です。ですから、経験が浅いドライバーにとっては難易度が高いと感じることがあるのは当然です。

それを克服するには、何回も練習して経験を積むことが苦手克服の第1歩です。
その時のコツとしては、車両感覚を自分の体のどこかに結び付けて作り上げていくことが有効です。例えば、右ハンドルのクルマでは左のミラーを自分の左肩に感じるのが有効です。初めは、右窓側に少しだけ体をひねり背中を向けて左の意識を強くするなど、自分の体の幅と車両の幅を結び付ける感覚を持つのです。

②駐車スペースの制約

ペーパードライバーの方は、いざ駐車場まで運転していってみると、駐車スペースの狭さにドキドキしてしまったこともあるでしょう。
駐車場内の道路や駐車スペースが狭い場合、ペーパードライバーは限られたスペース内に自車を収める難しさを感じることがあります。駐車スペースが狭くなるほど正確な操作が求められるため、苦手意識が生まれやすいです。
また、駐車場には平置き駐車場と自走式立体パーキング、機械式立体パーキング、駐車板のあるコインパーキング、それに道路上に設置される縦列コインパーキングなど様々なタイプがあります。すると、車庫入れの仕方は、一般的な車庫入れと縦列駐車の2つに分類され、それぞれ駐車テクニックも少しずつ変化します。
つまり、駐車場のタイプによって、ハンドル・ブレーキ操作や車両感覚が変化するので、経験が浅いペーパードライバーは戸惑ってしまうのです。

様々なタイプの駐車場の例(平面駐車場・立体駐車場・コインパーキング)

駐車時のような超低速になったとき、車両感覚はよりつかみにくくなります。そのような時、ルームミラー、ドアミラー、バックモニターなどで、視覚で確認することを覚えるのが大変有効です。
どんな駐車場に入っても、スムーズに駐車できるように経験を積みましょう!

「もっとちゃんと駐車時の運転のコツを習得してみたい!」
「自宅の駐車場やいきつけのスーパーでの駐車をちゃんとマスターしたい!」
と思っているペーパードライバーの皆さん、また苦手な駐車スペースがある場合も、FDS東京がお手伝いします。ご要望をお伺いして、ピンポイントでレッスンが可能です。お問い合わせください!

③周囲のプレッシャー

ペーパードライバーが苦手な駐車を行っている時、他のドライバーや歩行者が近くにいると、駐車時に緊張を感じやすいですね。
周りの視線や待っている車の存在がいることで、「急いで止めなきゃっ!(汗)」と感じてプレッシャーを感じてしまうことがあります。
特に、東京都心にある人気のショッピングモールなどはより混雑して、駐車場の出入りも頻繁な場所となります。運転に不慣れなペーパードライバーであると、余計に躊躇してしまう原因となってしまうでしょう。

④自信の不足

運転経験が浅いペーパードライバーは、自信がまだついていないことがあります。
駐車は運転の中でも特に精密な技術が必要なため、自分のスキルに不安を感じることが「駐車が苦手」という感覚を生み出し、自信が不足してしまいます。

それは、先述の①のように経験不足だからです。どんどん経験を積んでいけば、自ずと自信がついてきます。自信がつくまでは、多少のご迷惑を周囲の方々にかける覚悟をしておきましょう。
そして、駐車動作を始めるとき、終わったときなどに余裕があれば、待ってくれた周囲の方々に挨拶しましょう。

⑤他の車や歩行者との関係性に不安

駐車・車庫入れ時にはハンドルやブレーキ操作だけでなく、周囲の観察、つまり他の車や歩行者(特に死角に入りやすい子供)との関係性を常に把握し、安全に停める必要があります。それは、駐車場での交通事故を防ぐためです。
ですが、ペーパードライバーが他の車との距離感や位置を把握しにくい場合があり、不安が募りやすいです。

これらの要因が重なるほど、「駐車が苦手」と感じることがあるのではないでしょうか。

けれど、ペーパードライバーの皆さんは初心者と違って運転免許を一度はとったことがあるのですから、とにかく、十分な練習と経験を積んでいきましょう!
そうすれば、駐車場の制約にも対応できるようになり、自信がついてくると周囲のプレッシャーや他のクルマや歩行者との関係性に不安を持つことも、徐々に克服できるようになります。

苦手な駐車を克服するためには、安心して練習できる環境や、専門の駐車教習なども効果的な手段です。
自信が持てない場合は、ぜひFDS東京に相談してみましょう!

2. 駐車の苦手意識を克服するための心構え

駐車・車庫入れが苦手なペーパードライバーに共通するのは、上記のように経験不足からくる苦手意識や不安感です。
まず最初に、次のような心構えを持ってみましょう。

・焦らないこと

駐車が苦手な場面で焦ることは逆効果です。「経験不足なのだから仕方ない」と腹をくくって、ゆっくりとしたペースで、周囲の確認を怠らずに進めましょう

駐車場内の交通事故は、「人対車両の事故」の割合が、交通事故全体の2.5倍と多くなっています。
その理由は、それは、道路よりも人やクルマの動きがランダムで、いつ飛び出しがあってもおかしくはないからです。
ですから、ペーパードライバーに限らず、駐車場内では周囲の確認、特に歩行者の確認を怠らずに駐車しましょう。

駐車場内の事故類型内訳

出典:マンスリーリポート2022年8月号 特集「駐車場での事故防止」(損保ジャパン)

・過去の失敗を学びに変える

過去の駐車でのミスや不安な瞬間は、学びの機会です。それをネガティブに捉えず、次に活かすことで成長できます。
駐車でのミスや不安を解消するためには、後述する「空いている駐車場での練習」が有効です。何度も繰り返し駐車だけを練習して、失敗を学びに変え、苦手意識を克服していきましょう。

運転テクニックの基本があれば、駐車への応用ができる

先述した通り、駐車・車庫入れにはハンドルとブレーキの繊細な操作と正確な位置調整が必要です。ですから、ペーパードライバーが駐車の苦手意識を克服するためには、運転テクニックを基礎から学んで、駐車に応用することで、自信をつけることができます。
運転テクニックの基礎の基礎は「車両感覚」を磨くことであり、練習を積み上げることで、ほとんどの人が身につけることができます。

①ステアリングの正確な使い方

バック駐車

駐車・車庫入れ時には、ステアリングの正確な使い方がポイントです。狭いスペースでも慎重にハンドルを切り、正確な位置に車を収めましょう。

  • 駐車時の「ステアリングの正確な使い方」の中で重要なのは、ハンドルを少しずつ切りながら進むことです。急激なハンドルの切り返しは、車をコントロールしにくくなります。ハンドルと連動しているタイヤが、どの向きになっていてどのくらいの位置にあるかを、ハンドルを操作しながら想像してみましょう。

    もし、わからなくなってしまったら、窓から前輪のタイヤがどうなっているかを目視確認してみましょう。
  • 目的の駐車スペースにバック駐車するため、始めに前進して駐車スペースに対して45度ほどの位置にハンドルで調整します。この時、前方が許す限り前進しましょう。中途半端にしてしまうと、切り返し回数が多くなってしまいます。

    この「始めの駐車開始位置」が、駐車が上手くなるコツといってもよいでしょう。

②バックミラーの活用

駐車練習

バック駐車中にはバックミラー(ルームミラーやサイドミラー)を効果的に活用することが大切です。特にバック駐車では、ルームミラーやサイドミラーを十分に確認しながら進むことで、周囲の車両との距離を適切に保つことができます。

  • サイドミラーを使って、後輪の位置を確認しながらバックします。右ハンドルの場合は左のサイドミラーを主に見ながらバックします。右のサイドミラーも使用し、どちらかに寄り過ぎないようにハンドルでゆっくりと調整します。
  • バック駐車の場合は、ルームミラーも活用します。輪止めがない駐車場の場合、後ろに駐車しているクルマや壁との距離をルームミラーで確認します。
    後ろが壁で夜間の場合は、バックライトの光る範囲で距離感が分かります。

③パーキングアシスト機能の利用

パーキングアシスト機能の例

近年のクルマには、駐車・車庫入れ支援、つまり文字通りパーキングアシスト機能が搭載されているものが増えています。これらの機能を上手に利用することで、より正確に駐車ができるようになります。

現在、以下のようなパーキングアシスト機能の種類があります。今後は新しい機能が追加されていく可能性があります。

バックカメラとパーキングセンサー

車両後方に取り付けられたカメラが、車両後方の映像をナビ画面に表示する機能がバックカメラです。また、車体の前後や側面に取り付けられたセンサーが、障害物との距離を検知して、ドライバーに音などでアラートを発する機能がパーキングセンサーです。

ドライバー自身がハンドルやブレーキ操作をおこなって駐車する時も、これらの機能によって障害物を確認しやすくし、安全な駐車・車庫入れをサポートします。

セミオートパーキングアシスト

セミオートパーキング機能では、システムが自動でハンドル操作をして車庫入れを行います。

完全自動駐車ではないため、周囲の安全確認とアクセルとブレーキ操作をドライバーが行います
ただし、この場合もバックカメラとパーキングセンサーが機能しているので、障害物があった場合などはドライバーが即座にブレーキを踏むことが可能です。

全方位ビューカメラ

複数のカメラが車の周囲を撮影し、画像を合成してトップビューを表示する機能です。駐車時に車の周囲を360度確認でき、障害物をより正確に検知できます。

自動車メーカーによって、アラウンドビューモニター、パノラミックビューモニターなど呼び名が違います。

クロストラフィックアラート

後方または前方から接近するクルマなどを検知し、ドライバーに音や光でアラートを発する機能です。
例えば、バック駐車時、あるいはバックで出庫する時に接近する車両や歩行者などを警告することができます。

パーキングアシスト機能の進化

近年では、自動運転技術の進化に伴って、パーキングアシスト機能も進化しています。
完全自動で駐車スペースを探して駐車までする機能や、車外のリモコンから遠隔操作で車両を駐車させる機能などが登場しています。

各自動車メーカーが独自に開発・導入しているため、機能や名称は異なる場合があります。最新の情報は各メーカーの公式ウェブサイトや販売店などで確認することがおすすめです。

現在では、このようなパーキングアシスト機能を支援機能として利用して、ペーパードライバーが苦手な駐車、車庫入れを克服することができます。
しかし、できる限り自分で操作して駐車できるようにしておくことで、パーキングアシスト機能も有効に使いこなすことができます。

ペーパードライバー向けの駐車練習のコツ

では、ペーパードライバーが駐車を克服するため、具体的な練習のコツをご紹介します。

①空いている駐車場での練習

駐車に苦手意識のあるペーパードライバーの駐車練習は、安全な場所で行いましょう。空いている駐車場や空地であれば、他の車や歩行者に気を使わずに練習でき、事故も防げます

東京都内の人気のショッピングモールなどの駐車場などは混雑していることが多いですよね。特に、土日祝日には大混雑です。
そんなお買い物ついでに駐車練習をしたい時は、ショッピングモールやスーパーなど商業施設の空いている時間帯であれば、駐車場も空いているので練習可能です。立体駐車場であれば、屋上の駐車スペースが空いていることが多いです。

②家族や友人のアドバイス

運転経験のある家族や友人と一緒に練習することで、アドバイスを受けながら駐車のスキルを向上させることができます。
1人で練習するよりも、「そんなコツがあったんだ!」と発見があるかもしれません
また、駐車テクニックには「車両感覚」が必要です。最初はわかりにくい車両感覚をつかむためにも、家族や友人に後ろのスペースや隣とのスペースがどのくらいであるかを教えてもらうことは有効です。

③ペーパードライバー専門の駐車教習

駐車が苦手な場合、ペーパードライバー専門の駐車教習を受けることも1つの方法です。経験豊富なプロの指導を受けることで、確実にスキルを向上させられます。

「もっと具体的な駐車時の運転テクニックを習ってみたい!」
「苦手な駐車をどうしても克服したい!」

とお考えのペーパードライバーの皆さん、FDS東京がお手伝いします。ご要望をお伺いして、ピンポイントでレッスンが可能です。お問い合わせください!

ペーパードライバーが必要な運転テクニック5選③‐ 運転上達のためのコツ満載!:まとめ

このシリーズ記事では、「ペーパードライバーの運転テクニック」に焦点を当て、安全を確保することを最優先に、運転上達のためのコツを5回にわたってご紹介しています。
第3回目は、「駐車テクニックと苦手克服のコツ」についてでした。

「駐車が苦手」と感じるペーパードライバーの方にとって、駐車は練習の繰り返しと正しい運転テクニックの習得によって克服可能なスキルです。
焦らず、基本テクニックをマスターすることで、駐車に対する苦手意識を払拭し、安心して車を運転できるようになりましょう。

ペーパードライバーの方々にとって、駐車の克服は自己成長と安全運転への一歩です。
「もっとちゃんと駐車時の運転のコツを習得してみたい!」「自宅の駐車場やいきつけのスーパーでの駐車をちゃんとマスターしたい!」というペーパードライバーの皆さん、FDS東京のインストラクターと一緒に克服していきましょう。お気軽にお問い合わせください。

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