体験レポート 外国免許切り替え 【鮫洲運転免許試験場】

目次

今回は鮫洲運転免許試験場にて外国免許切り替えの練習を担当させていただいたのでご紹介します。

鮫洲運転免許試験場

鮫洲運転免許試験場は品川区東大井にある試験場で、土日限定で練習のためにコースを開放しております。
事前予約が必要なのでご本人様にご予約をしていただき、当日に集合し当社の教習車にて練習を行ってまいります。
当日は受付もあるので集合時間の30分前までには現地に集合するようにしましょう。
練習時間は1人1日1時間になります。

鮫洲運転免許試験場

運転前の準備

今回のお客様は東南アジア圏で免許を取得されたそうです。免許取得後も自国で運転はされたことがあるようですが、実際に運転するのは半年ぶりということで運転装置の取り扱い方から復習しました。
まずは車の周りに危険がないかを確認してから車に乗り込み、座席の調節(シート)、ミラー、ベルトの順番で合わせていきます。出発前に安全確認の方法や右左折、進路変更時の合図の時機について説明させていただきました。

安全確認


安全確認はルームミラー、サイドミラーの他に左右の後方の目視確認もしっかり行いましょう。ミラーだけでは見えない部分があることを説明し、目視の重要性を理解していただきました。
停止状態では抜け目のない確認ができても、実際走行してみると抜けてしまう場合もあるので、繰り返し練習を行っていきます。

進路変更

進路変更の合図は、変更しようとする3秒前に出します。30メートル前と勘違いされている方も多いのですが、30メートルは右左折の合図の時機になりますので注意しましょう。また、3秒というのは走行速度によって感覚が変わりとらえるのが難しいので、実際に走行しながら感覚を掴んでいきます。

試験対策

外国免許のコースは右左折、S字クランク、進路変更などをクリアしなければなりませんが、今回のお客様は運転経験もあるということで一度運転を見させていただき、その後細かい点を修正していきました。
やはり課題としては確認になります。安全確認はご自分ではしっかりしているつもりでも、目視確認が抜けてしまったり、確認とハンドル操作が一緒になってしまったりなどが多くみられました。焦らずに頭の中で確認の方法を整理しながら行っていきましょう。
もう一つの課題としましては、右左折時の寄せになります。曲がる際に自転車やバイクを巻き込まないように寄せていくのですが、自分では寄せているつもりでも実際見てみると大きく開いてしまっていました。特に左側は運転席と離れているので、車両感覚がわかりにくくなります。補助ハンドルを取らせていただき、どこまで寄せてもぶつからないのか、適切な寄せの距離と見え方について、説明させていただきました。

終わりに

今回のお客様はノートとペンをご持参されていて、練習後も再度確認の方法や出発準備などについてメモを取っておられました。試験は緊張もするのでしっかりと復習してから望みたいということで、とても熱心に取り組んでいただきました。実際の試験は2週間後ということで、今回のことを活かしていただければ幸いです。

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