体験レポート 安全運転検定 【埼玉県 大里郡】

目次

今回は企業様の安全運転検定を担当させていただいたのでご紹介させていただきます。

安全運転検定

今回担当させていただく方は普段から運転されているということで、安全を意識した運転ができているか、普段の運転に悪い癖はないかなどを検定項目に沿って採点させていただきます。

安全運転とは

信号機

みなさんは【安全運転とは】と言われたら何を思い浮かべますか?
速度を出しすぎない、標識を守る、飲酒運転はしない、安全確認を怠らないなど、様々な意見が出るのではないかと思います。しかしそれらをすべて守ったとしても、完全に事故を無くせるとは言い切れません。
普段から運転の講習を行っている私たちでさえ、安全運転について度々考えさせられます。
しかし、一人一人がしっかりと安全運転を心がけることができれば、事故を防ぐ、事故率を下げるということは可能です。
講習や検定を通して、皆さんにより安全運転を意識していただけるように私たちも精進してまいります。
それでは今回行った検定コースについてご紹介させていただきます。

安全運転検定スタート

検定は、50分間で行います。今回は、こちらがあらかじめ決めさせていただいたコースをもとに行いました。
走行時の注意点を画像を通して考えていただければと思います。

交差点の通行


交差点

まずはこちらの交差点。注意していただきたいのは標識です。
一時停止と横断歩道の標識があります。
まずは一時停止。一度完全に停止し、安全確認を行ってから通行するというのは多くの方が認知されていると思いますが、タイヤを止める位置についてはご存じでしょうか。
今回の場合は地面に停止線があるので停止線の手前で一時停止が正解になります。
では、もし停止線がない場合はどうでしょう。

  1. 交差点の直前で一時停止
  2. 標識の直前で一時停止

どちらが正解でしょうか?

正解は①交差点の直前で一時停止になります。
普段見慣れている標識でも、もしかすると間違った認識をしてしまっているものもあるかもしれないので、注意しましょう。

続いては横断歩道です。
横断歩道や自転車横断帯に近づいたときは、横断する人や自転車がいないことが明らかな場合の他は、その手前で停止できるように速度を落として進まなければなりません。また、歩行者や自転車が横断しているときや横断しようとしているときは、横断歩道や自転車横断帯の手前(停止線があるときは、その手前)で一時停止をして歩行者や自転車に道を譲らなければなりません。
というルールがありますが、JAFの信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2023年8月9日~9月20日)によると、一時停止した車は約45%という結果になったそうです。
年々増加傾向にはあるようですが、半数以上が止まらない結果となっています。
交通ルールを守ることはもちろんのことですが、私たち一人一人が周りに目を向け、思いやりを持って運転するようにしましょう。

踏切の通過

踏切

踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(停止線がある場合にはその直前)で一時停止し、安全確認をしたうえで通過しなければなりません。
安全確認は左右の確認、遮断機の確認、警報音の確認はもちろんのこと、前方(踏切の先に車が入れるスペースがあるか)の確認も行ってから通行します。
警報音の確認の際、窓を開けなければならないという法的根拠はないのですが、確実な安全確認のため窓は開けることをおすすめしております。

思いやりを持った運転

交差点手前

対向から大型のトラックが曲がってきます。お客様はトラックが曲がってきそうと思った瞬間、画像の位置で停止しました。
本来であれば停止線まで進むべきなのですが、大きな車の場合膨らんで曲がってくることもあるので手前で待つという判断をされました。
このように思いやりを持った行動や交通マナーを意識した行動も、安全運転に必要な要素になります。

検定終了

このほかにも右左折、進路変更、狭路の通行、駐車などを見させていただき、検定を終了しました。
検定の結果は1週間以内を目安にお送りさせていただきます。
この度はありがとうございました。

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